〜真金色に塗っちゃえ!〜(松戸)

いろんな色を自分に付けていきたいんですよ。
今ある色が3色しかないとしたら、
それよりももっともっといろんな色を混ぜて、
例えば虹だったら虹みたいな色になりたい。
('03秋ツアーDVDより)
去年の春から一本目、二本目、そして今回の春ツアーで三本目ときて、
どんどん後藤真希らしくなってきている気がします。
('04春ツアー松戸でのMCより)


真金色を見た事があるか。
後藤真希内部より発生される様々な色が
金色のフィルターを通し発せられる色。
その種類は様々であり、時に聴覚、視角、嗅覚、触覚、
そしてそれ以外の"何か"を通して聴衆の心の中に届く。


物販で販売され、コンサートツアーのパンフレットにも
キーワード的に登場するペンキ缶。
今回のツアーのテーマは、色。




4月10〜11日、松戸、晴天。


後藤真希にとって三本目のソロツアー。
その開始はまたもやここ千葉県で行われる。
武蔵野線新八柱の駅を出て歩くこと15分程度、会場が見えてくる。
松戸森のホール21
会場は比較的新しい建物らしく、外中ともきれい。
ホールはほぼ長方形という珍しい形態。
3階席まであり、左右には1、2列程度の壁から突き出したような
特殊な形の席がある。


10日夜、11日昼夜と全て参戦してきました。
ここではそれらを纏めて書きます。


まず、開演前に恒例ともいえる場内アナウンス。
今回はそれの直前にポーンと一回アラーム音のようなものが鳴る。
既にこの時点からショウはスタートしているのだというスタッフサイドの意気込みを感じ、
またこの、単に一つだけの音を加えることでその場の空気を作ることに成功している。
こういった一つ一つの小さなアイデアの構築こそが、
いいライブを作る最大の要因だと思う。


続いて英語による場内アナウンス。
11日の昼に連番させていただいた風花さんによると、
この内容は先の日本語でのアナウンスと同じらしい。
英語が出来る人が羨ましい。


それが終わるや否や、開幕宣言とも言えるこの曲。
QUEEN「ONE VISION
昨年秋よりの開演前のイントロとも言える曲が再び。
早速歓声を上げるヲタ。初回には十分すぎる程の気合が会場内に充満。
はっきり言ってこの曲の使用はもうないだろうと
思っていただけに最初から嬉しい誤算。
そしてこの曲を聴くと何故か、テンションが異様に上昇してくる。
体で覚えているとはこのことか。
やはり、この曲がないと始まらない。


ONE VISIONが終わりヲタ全員アクセル全開。
と、いきなりの赤信号。
スクリーン上のVTRにはごっちん。が、音は無く静か。
設定は風吹き抜けるビルの屋上。
やにわ、ロープを穴に掛け、それを伝いビルの屋上から
下降していくごっちん
と、ここで本物のごっちん登場!
しかもステージ上からVTR同様ロープを伝い下降しステージに到着。
歓声を上げるヲタ。
が、まだまだオープニングは続く。
いきなりステージに赤ランプが灯り、警報音が鳴り響く。
ここでようやく、ごっちんが侵入者であったことが明らかに。
そして逃げ惑い一旦ステージから掃けるごっちん
スクリーンにはオープニングVTR。
なお、そのVTR内でも、ごっちんは逃げ続けている。
そして稲葉貴子後藤真希の紹介がなされ、
ようやく本編スタート。




1、ペイント イット ゴールド


好きになりなさいの歌詞と共に、
このライブツアー最初の曲がスタート。
この曲では、最初のごっちんの登場の仕方に妙がある。
イントロが掛かり始めるとともに舞台中央が割れる様に開き、
90°回転する背もたれの様な装置からごっちん登場。
なお90°回転するので、最初は寝転がった態勢のごっちん
舞台に出るときには垂直に。


この曲が一発目として冒頭に登場する理由、
それはこの曲が後藤真希ライブの概要とも言える内容だからでは
ないだろうか。時にクールに、時に激しく熱く魅せるそのステージ。
ダンサブルなダンス。(なお、冒頭とは言えこの曲でのダンスも圧巻)
そして、この曲の歌詞。
「PAINT IT GOLD 染めてあげる 華やかな色
 PAINT IT GOLD 抵抗せずに スキになりなさい」
これこそが後藤真希ライブの根幹の要素であり、
みんな私を見続けて、というごっちんのMCにも現れている。
が、今回でのライブでのこの歌詞の意味はこれまでのよりも
さらに意味合いを深める。
自分を好きでいてくれる者達に改めて、
スキになりなさいという意味。
それは、このライブを経るにつれて徐々に
明らかになっていく。




2、抱いてよ!PLEASE GO ON


前回のツアーでもっとも印象的だった曲を
前半部に持ってくるという手法は
既に昨年の秋でもふんだんに見られたが、
やはりこの曲の激しさというものは他の曲々を凌駕する。
そして、ヲタ芸の打ちやすさや暴れやすさから、
ヲタ的にはもっともアクセルの踏みやすい、"優しい"曲を
前半に持ってきたという印象も受ける。
そして、次の曲とあわせて、ここがある意味では
このライブのピークポイントでもある。


3、やる気!IT'S EASY


DPGOに続くは、これもライブにあって当然というこの曲。
昨年秋でも2曲目に登場し、間奏部分での客煽りから、
挨拶代わりの様な曲でもある。
そしてまた、これは私の体験と感想なのだが、
最も一般人にも知られている曲であると思う。
問題提起しっぱなしのセットリストのなかで、
ここだけ唯一、無難に来たなと言う印象。
なお、既にヲタは汗だく。心身ともにごまコンに順ずる形となっている。
余談だが、11日の昼公演で、ごっちんの衣装が中々脱げずに
最初、屈んで衣装を脱ぎながら歌うというハプニングがあった。
しかしながらそのような特筆すべき物事も、
ライブ後の感想というものにはあまり残らなかった。
それだけこのライブは物凄かったのである。




−MC−
ここで挨拶がてら小話。




4、サヨナラのLOVE SONG


正直結構意外。昨年のツアーでサントワマミーをやらなかった経緯から
今年もどうかとは思っていたのだが、今回は披露。
今回のツアーよりバラード系統の曲が増えた事による影響か、
この曲もセットリストに染み込み、
何度かある"聴かせる"ポイントとして機能していた。
歌の力としてはミュージカル中の劇中かとして披露された時には
及ばないものの、それでもとてもいい歌だと実感。
そして特筆すべきはヲタのマナーの良さ。
前2曲であれだけはしゃいでいたのにも関わらず、
ここはもう歌の世界に引き込まれ目に涙を浮かべる者も。
南関東ということで、色んな方面のヲタがいるとは思っていたのだが、
ここまで歌を聴く姿勢が良かったのも、昨今のハロプロ関連の
ライブではまず見た事が無かった。
それにも感動。




5、長電話


そろそろ他メンヲタには厳しくなってきた頃かもしれない。
イントロが掛かりだした瞬間に、首を傾げる人と
張り裂けんばかりの喜びを感じた人と両方いただろう。
スクランブルのC/W、かの良曲、長電話がここに。
私自身とても好きな曲で、もしかしたら
今回やってくれるかもしれないと思っていたところにこの一撃。
爽やか過ぎる衝撃。感無量。
なお、幸福感溢れる世界観、そして中間部、ラストでの語りなど、
意味合いとしては昨年の特等席に近いものがあるかもしれない。
なお、個人的な見解としては、この曲でのPPPH!等は
余り好むところではない。
特にAメロ後のL・O・V・E2連発はどうかと思う。
ちなみにここでのごっちんのフリが、スクランブルの間奏と
似ている事も見逃せない萌えポイントである。素敵。




−VTR−
ごっちんが、こういうの好きなんですよと言いながら
ウォールペイントをしていくVTR。
特に笑いに、萌えに走ることもなく淡々と絵を塗り上げていく
ごっちん。また、お約束のようなものもなく、
しかしながらその絵の出来上がりが楽しみともいう
一見さんにも優しい構成。子供は暇かもしれない。
個人的にはベタなものより、こういったプロモ風のものの方が好き。
しつこくないし。
そして、ウォールペイントという点も、今回のツアー内容に
沿ったものであり、VTRと言えども流れを重視した構成には好感。




6、真夏の蜃気楼


再び登場したごっちんが「稲葉貴子〜」と叫んで稲葉さん登場。
そして曲はT&Cボンバーからこの曲、真夏の蜃気楼。
その曲のレア度に驚嘆し、そしてその適合性にも驚く。
太シス、もといT&Cの曲は昨年のあやコンの経緯から
どこかでやってくるのではと思ってはいたものの、
ここまでセットリスト、そして後藤真希にフィットしたステージが見られるとは驚き。
この一曲で、稲葉貴子がこのライブの登場人物として
完全に受け入れられる体勢が整ったと言っても過言ではない。見事。
なお、曲中でごっちんは少し、小湊さんを意識していたような一面が見られたが、
やはり当時の小湊さんに比べ、多少荒々しいごっちんの歌唱が未成熟さを醸し出しており、
そこがなんとも微笑ましかった。
あと、残念な事に、松戸の時点でごっちんと稲葉さんのダンスは
まだ完成された"チーム"のものではなく、
上手い人らがばらばらに踊っている感があった。
そこについてはこれから期待したい。




7、気まぐれ


ついに、ついにこの曲がライブに!
稲葉さんはステージに残り、そのままコーラスへ。
真夏の蜃気楼の曲の熱量を保存したまま、それをこの曲で爽やかさに転換し、
かつ稲葉貴子による精度の高いコーラスの存在が素晴らしい。
後藤、稲葉という組み合わせを魅せる意味でも
前曲と合わせ、この2曲のつながりは見事。
ただ、もう少し盛り上がった後に聴いても面白かったかもとも思う。
曲の良さは言わずもがな。
逆に何故この曲が今までセットリストになかったのか
不思議になってしまうくらいだ。




−コント−


ごっちんと稲葉さんの取調べ室コント。
内容自体は、昨年のメロンとのトークにも似ているものの、
今回はお笑い気質の強い稲葉さんが相手とだけあって、
より"面白い"方向に特化。
お約束風なのは毎回あるものの、今回は2人という事で
これからアドリブなどの変化も付け易いと思う。
そこら辺にも期待したい。
それにしてもあんなパンフの買わせ方があったとはw




8、涙の星


ごっちんが一旦引っ込んだあとに、稲葉さんの曲紹介でこの曲。
今回のライブツアーでも最重要曲として見られていた涙の星
2ndアルバムにも収められていた、後藤真希にとって初のバラード曲。
観客の聴き方は、サヨナラのLOVE SONGに続き極めて良好。
ステージングは、やはり照明が秀逸。
(詳細について一部失念してしまっているのでこれは追って)
そしてごっちんのボーカル。
正直めちゃくちゃ上手いとは言えない、歌よりもダンスを取り上げられる機会が多い、
そんなごっちんの心の篭った"歌"がそこにはあった。
それに心打たれた。
1コーラス目から徐々に力を入れていき、
そして大サビで開花するという緩急の付け方もしている。
そして、後藤真希という人は、歌詞を通して歌を大事にしている。
そういう一面が見れた瞬間。
ただ、まだ完成ではない。
この歌は、幾回もの場を経験し、幾人もの人々の感情を通り、
さらに幾年の年月を通してこそ完成される。
そしてその瞬間が見てみたい。この歌が完成した瞬間が見てみたい。
そう思わせられる曲。
そこに希望がある。




−MC−
(長め)




9、メドレー(愛バカ→セクシーガイ→スクランブル→手を握って)


このツアーのセットリストの評価が分かれるとしたら、
恐らくその理由の大半はここだろう。
元々メドレーにあまりいい印象がないのが大きな理由かもしれない。
そしてこのメドレーに選ばれた4曲。
見ての通り、昨年の春、秋ツアーで名場面を作り続けてきた曲ばかりだ。
これらが一纏めにされた事を、詰まらないととるか、
それとも攻撃的と取るかで評価は一変に変わるだろう。
私の印象は、"攻撃的"だ。このリスキーさは堪らない。
中途半端な曲でやられるよりも、むしろこうした分かりやすい曲で
ガシガシ来られる方が、勿体無さを含めてより強い印象を与えられる。
また、丁度この前はバラード、MCと続いており、
後半に向けて火を付けるにはとても重要な場面。
本来ならこの4曲のうちの一曲でも使えばその役割りは十分に果たされるかもしれないが、
メドレー使用が現場以外からの指示だったとしても、
これを4つ纏めて発射という方法はとても面白く意外性のあるものであり、
こういったアイデアが出る環境自体が、
ごまコンの一つの魅力にもなっているのかもしれない。


また、メドレーといってもその中にきちんと振り幅がある。
デビュー曲である、愛バカを最初に持ってきて軽く盛り上げ、
そしてセクシーガイとスクランブルでそれをつなぎ、
そして最後の手を握ってはAlbum ver.
一旦クールダウンさせてから再び盛り上げる最終曲にふさわしい流れ。
そしてそこからメドレーの続きのような流れで次の曲。




10、Like a GAME


まず音色から通常のとは若干の違いがあり、
今回もまた再編集された音源を使用しているのだと気付かされる。
また何かあるかもと思わせてくれる始まり方。
初ツアーからダンスタイムを設けてある、ある意味別格なこの曲。
今回はまたも驚き。なんと、最初のサビだけ歌って
ごっちんはそのまま引っ込むという荒業w 物凄い遊び心w
ステージにはダンサーの3人のみがおり、その3人がごっちん
録音されたものであろう紹介に導かれる形で次々にソロで踊りだす。
そして最後に稲葉さんがステージ奥の扉から飛び出し、
プロのダンサーよりも確実に派手な動きでダンスを踊りだす。
その動きはまた圧巻。
そしてここで終わりではない。次はステージ側の4人が
客席に向かってLESSEN開始。1→2と徐々に難易度を上げていき、
そして3でなんと!(初日夜は2で)ヲタ芸発動。
初日から、OAD→マワリ→ロマンス(ショート)とやりたい放題。
これには自分は腹を抱えて笑った(そして続いた)が、
この評価は各人においてかなり分かれるところでもあるかと思う。
あと、稲葉さんのOADはお手本の様にきれいなOADであった事を付け加えておきたい。
見事。


それにしても、この一連の流れは素晴らしかった。
ごっちんは休んでいるにも関わらず、
ステージ的、客席的には休憩にないっていない状態。
ソロのダンスを通じ、本来名前さえ知らない3人の
ダンサー達のキャラ立ちの成功。
そして最後に稲葉貴子が出てくる事により、
彼女の存在感を確立する事にも成功。
それもこれも、Like a GAMEという曲が踊る為の曲、
CD音源とは違ったことをしてくるであろう曲という事を
前提にしていたからこその成功だったと思う。
この曲自体を十二分に楽しみたかった人には残念だったかもしれないが、
ここまでやってくれると見事としか言いようがない。
そしてステージはラスト、ダンサーが白い布でステージ中央にいた稲葉さんを覆い、
マジックのようにして稲葉さんと入れ替わる形でごっちん登場。




11、LOVE。BELEAVE IT!


そして間髪入れずに次はこの曲。ここら辺からさらにカオスが深まる。
正直、この公演までは私はこの曲に対しあまり肯定的な
印象を抱けなかったが、この流れの良さの前では流石に
唸らざるを得なかった。
そのはず、このLOVE。BELEAVE IT!という曲は、
2ndアルバムで最もR&B色が強く、また同時に非常に踊れる曲である。
前曲からの流れからしてまさに完璧。
そしてこれが真骨頂と言わんばかりの勢いでキレのあるダンスを
次々に披露していくごっちん。そして後方には3人のダンサー。
そして歌にも注目したい。決して派手な歌ではないが、
後半になるに従ってどんどんとボーカルに熱が篭り盛り上がっていく。
これはアルバム音源中にも見られた傾向であり、
またごっちんの歌の、特にミディアムテンポの曲で、よく聴かれる
特徴だと思う。この歌も良かった。




12、愛ってどんな×××


ここまで来るともう突っ走るしかないのか。
2ndで最も踊れる曲が登場した次には、今度は1stで最も踊れる曲の登場。
私も何気に好きな曲だったので、このイントロが掛かった瞬間に鳥肌が立った。
なおこの曲の間奏で、ごっちんのソロダンスがある。ここも見所。
また、昨年春とはダンスも変更されている箇所もあった。
それにしても10曲目から踊って踊っておどりまくり。
こちらも踊らされまくりだ。
まさにこの部分が、今回のツアーの中心であり核であり、
またテーマであった部分だと思う。
そしてそれをシングル曲なしでやってくるというあたりに、
ツアースタッフ、そしてごっちんの自信と確証と遊び心を感じる。


そしてこれは同時に客席にいるファンへの挑戦でもある。
昨年の秋はどこまで盛り上がるかに評価の重心を置いたツアーであり、
ファンはそれに魅了され、ライブという空間にのめりこんだ。
しかしながら、今作はそれとは一線を隔す内容。
盛り上がる部分を削ってまでも、さらにショーとしての
内容を充実させるという挑戦。
その最たるものが、先程のメドレーではないだろうか。
既に後藤真希のベクトルは新しい方向を向いている。
ファンはその挑戦を受け止める事が出来るだろうか。
それが、ペイント イット ゴールドの、
「スキになりなさい」という歌詞の意味ではないだろうか。




13、盛り上がるしかないでしょ!


MCで一段落するのかと思いきや、
ごっちんから「盛り上がってる〜?」と開戦の辞。
応!と答えた時点で既に、ライブ本編最終章。
稲葉さんも登場し、たった一曲で会場のテンションを一気に最高潮にまで
高められるこの曲が今回もまたここに。
またこの展開かよ!と思いながらも楽しいのは否めない。
跳べ!跳べ!




14、オリビアを聴きながら


次ラストっすか?あるいは?と思いながら待つと、
昨年末紅白にごっちんが出場した際に歌った曲、
リビアがなんとここで登場。
これはもう完全に虚を突かれた選曲。見事。
ここでこの曲を出してきた意味。それにはやはり、昨年あれほど
奇跡的なツアーをしながらも、結局代表曲不在ということで
紅白本番でカバーを歌う事になった事への反発と、
悔しさを踏まえた上での決意の様なものがあったのかもしれない。
そしてこの曲を歌うごっちんの神々しさは筆舌に尽くし難い。
6つある上下する舞台装置が階段状に並び、
最後にたどり着いた段が高くせり上がった時、
このライブのカオスが頂点を極めた。




15、原色GAL 派手に行くべ!


ここまで来ると選択肢は限られてくる。これは予想範囲内。
ただやはり昨年のDPGOに比べると弱かったかもしれない。
しかしながら、盛り上がる事により上を目指すライブのスタイルでは
既にない事はここまでの流れを見て確証済みだ。
再び登場した稲葉さんと3人のダンサーが、
さながらPVのバックバンドダンサーの様にも映る。
倒れる仕草の連係プレーも完璧。
さらには2コーラス目では倒れるはずのごっちんを稲葉さんが邪魔して横取りし、
逆にダンサーが誰も支えてくれずにそのまま床に崩れるというオチ付き。
またステージ上にはかつて見た事がない、火を噴く装置が4つ連続可動。
ステージのあちらこちらで火の手が上がる。(例えて言うならヨガフレイム)
2日目の昼に4列目で見ていたが、自分の近くの装置が火を噴いたときには
こちらまで熱気が伝わってきた。
4列目でさえこの熱さなら、ステージ上では大変な事になってるに違いない。
ラストはステージ上の5人がステージ前方の中央に集まり締め。




−encall−
暗転するなりすぐさま始まる"ごっちん"コール。
ごまコンではすっかりこれが名物として成り立ってしまった感がある。
そして初日松戸のこれもまた、昨年松本、そして春先のミュの流れを
引き継いだ、非常に熱いものだった。
初日からこれほどとは、ラスト仙台が今から恐ろしいw




1、秘密


アンコール1曲目は2ndアルバムから、しっとりとしたこの曲。
アンコールの盛り上がりとは打って変わり、
しんと静まり返ったホールにごっちんの声が響く。
1コーラス目は切なそうに、2コーラス目はそれを思い出して苦笑するように、
歌を紡いでいくごっちん
ボーカルのラインが適度な湿り気と爽やかさを残しながら、
そっとこの熱かったライブの余韻を楽しむかのような時間。




−MC−
(他所参照w)




2、晴れた日のマリーン


「今の私の気持ちです!」とごっちんが言い、かかるイントロはこの曲。
もう二度と聴けないかと思っていた大切な歌。
1stアルバムの収録曲、晴れた日のマリーンがここに。
全てを飲み込む圧倒的に爽やかな世界観。
そして、2コーラス目以降、再び稲葉さん、ダンサーの3人が登場して
ステージ上では大団円。


そして、全てを歌い終えたごっちんが掃けるその間際、
前にやってたけど、ということで再び、「最高!」のジャンプ。
バックグラウンドミュージックは晴れた日のマリーン
思い出すのは昨年の春ツアー。
あの時も確かこの歌を聴き、ライブ後の爽快感に浸っていた。
帰って来た。ここへ。




と、つらつらと書いて参りました。松戸レポ。
いや、しかしながら惜しむらくは、実はこのレポが完成したのは5.14。
結構忘れてる部分もあり、そして新潟とごっちゃになってる部分もあり。
やっぱりレポは即日のうちに書くべしというのが鉄則ですw


なお、このライブについての雑感として、
第一の方のこちらのLogの方の4.11にも少し書いております。
どちらかというとこっちの方が本物っぽいですw


最後に、セットリストです。


場内アナウンス
ONE VISION


OPENINGSHOW
1、ペイント イット ゴールド
2、抱いてよ!PLEASE GO ON
3、やる気 IT'S EASY
−MC−
4、サヨナラのLOVE SONG
5、長電話
−VTR−
6、真夏の蜃気楼
7、気まぐれ
−コント−
8、涙の星
−MC−
9、メドレー(愛バカ→セクシーガイ→スクランブル→手を握って)
10、LIKE A GAME
11、LOVE。BELEAVE IT!
12、愛ってどんな×××
−MC−
13、盛り上がるしかないでしょ!
14、オリビアを聴きながら
−MC−
15、原色GAL 派手に行くべ!
−encall−
1、秘密
−MC−
2、晴れた日のマリーン


ENDING BGM:晴れた日のマリーン