〜C’MON!ダンスワールド〜(中野)

先日の中野についてさくっと。


昼夜ともに左側で、特に夜はなかなか前の方だったんですけどね、
左と言えばメロンサイドで、もうずっと近すぎで。
もうオメーラに近いのは慣れてんだからとか思いながら、
気になって気になって仕方がないw
夜は、前半の方はずっとメロンばっか見てた気がします。


にしてもキッズの出番が増えましたね。あぁやZYX含め。
賛否あろう事とは思いますが、別にいいんでないかいというのが
正直な気持ち。
ZYXは一番見てみたいユニットだし、他にも後ろで踊ってる分には
プラスになってもマイナスにはならないですし。
あとは、梅さんばっか見てたし。
いやいや、梅さんおもろいですよw


ハロプロの鬼門たるMCは、今回はショートコント仕立てなのが2つで、
それ以外のMCらしいMCと言えばモーニングの15人やごっちんあややのみ。
計2回見たのですが、ダレはしなかったですね。
良かったと思います。
まぁ敢えて言うなら、まことの出演は必要だったかというのは疑問が残りますが。


全体として、テンポいいライブだったと思います。
しかし、各出番が非常に短く、ライブそのものとして
完成されたものではあまりなかったですけど。
いや、"祭り"を楽しむのがハロコンのあり方だとしたら
問題ないんですけどね。


オープニングはおとめ→さくら→本体Go Girl
紹介の仕方からここの一連の流れは非常に良かったと思います。
そしてさくらおとめと本体。
今回初めてまともに見れたのですが、いや、物凄く良かったです。
メンバーが目前にまで迫り来る臨場感と
その体の動きの一つ一つの躍動感が物凄い勢いで襲い掛かってくる。
モーニングに興味がねぇと言っている奴や
先入観を以って最初から評価を限定させてしまっている人生損してる奴にも
自信と確証をもってお勧めできる。
そんなステージが繰り広げられていましたし、
モーニングさんのアクトはそう思わせてくれるに十分なものでした。


ただ問題は、それが見れる環境というのが非常に限定されたもので、
また手の届き難いものでもあるということです。


そしてGo Girl
この歌は横アリで聞いて以来、三日間だけリピートしていたのですが、
それ以後はどうも触手を動かされる事がなく
今まで過ごしてきたわけなのですが、
いや、この時ばかりは非常に楽しかったです。
モーニングを全身を込めて楽しむ。
しばらく出来ていなかったそれがようやく叶いました。
と同時に、曲への評価というのは、机上でいくら語っても、
ライブで、生で見る以上を得られないと感じています。
そして、極論として、楽しけりゃそれでいいじゃんという
ものに行き着いたりする訳です。


モーニングは楽しい。つまりはモーニングは最高である。


次回発売の新曲もそう。
この曲は、はまった時に絶大な力を発揮する。
でっかいに似ている?いやいや、そんなレベルで語る物事ではあるまい。
目の前の出来事と、歌う娘。と、全ての状況がリンクすれば、
ここまで心の真ん中にガシガシ響いてくる歌はないですよ。


話を戻して、全員紹介の後にすぐさまごっちん
ごっちんは今回は右サイドにいつもいたので干されっぱなしだったのですが、
ここぞとばかりに楽しみました。
セクガイ→DPGO→原色という3コンボだったのですが、
勿論ソロライブの勢いには遠いものがありましたが、
しかしそれでも十分なものだったと思います。
前回同様かなり前半に置かれたのですが、
今回も、いや前回以上に会場を盛り上げる事に成功していたのでは。
特に今回は辻加護の卒業発表という未曾有の惨事の
直後でしたから、これは大きい。
あとこれは全体に言える事なのですが、舞台を駆使した
演出という点においても珍しく秀逸だったと思います。


中盤で挙げるとしたら、稲葉ココナッツでの"黄色いお空で〜"
青色のメンツの方が多いというのは置いておいて、
素晴らしい選曲。やっぱこの曲もいいですよ。
飯田さんのソロ曲はどうも歌謡曲の印象。
それがいいか悪いかは個人の判断として、私はあまり歓迎出来ない。
しかしながら飯田さんのダンスに大いなる可能性を発見。
先程の黄色といい、20世紀フラッシュバックのコーナーですかここは。
あと、特筆すべきは中澤さんの新曲2曲。
昼夜で交互に歌われたのですが、どちらもとても素晴らしいものでした。
曲として、今回のハロコンで松浦の新曲以上に
目を見開かさせられた曲でした。
中澤さんはいい曲を貰っていると実感。


メロンさんはこれも前回同様中盤のトリ(今回は安倍さんがいたけど)
の部分を勤め上げるという大事な役。
が、曲は摩天楼とかわいい彼の2曲のみ。正直物足りなかったです。
宣言通り、髪を切った村さんが刺激的。
俺はただ、ここがホームグラウンドと言わんばかりの勢いで
Xジャンプを繰り返すのでありました。


安倍さんについてはあまり語るべき言葉を持たず。
ただ、もう歩き出してるなという印象。
感傷に浸るより、そのステージそのものに魅せられました。


あややさんは新曲、奇跡の香りダンスからラスナイ、夏男と続く3曲。
ラスナイは1コーラスのみという実に中途半端な構成だったのですが、
新曲の出来が素晴らしいので言う事なし。
むしろこの曲1曲のみで良かったんでないかいというくらいの印象。
春ツアーが楽しみで楽しみで仕方ないです。


そして大トリはやはりモーニング。
圧巻でしたね。愛あらば→シャボン玉→ピ〜ス→ウィアラ
と続いた4曲だったのですが、シャボン玉からピ〜スへの繋ぎが最高でした。
一瞬どこで変わったか分かんないくらいに上手い繋ぎだったと思います。
そしてステージ上で繰り広げられる15人のショウ。
安倍さんのいるモーニングを見るのは最後だったので
しっかりと目に焼き付けようと思っていたのですが、
それは無理でした。目の前で繰り広げられるショウの楽しさと
その情報量の多さに脳内メモリはパンパン。
とても感傷に浸る暇はなかったです。
そんぐらい、素晴らしいものでした。


最後に、2002年の夏に初めてハロコンを見たのですが、
年々良くなってる気がします。
(まぁ最初見たのが悪すぎたというのもあるでしょうが)
普段はあまり見ないグループや人(私にとっては松浦やモーニング。)
が見れると言う意義以上に、祭りとしての完成度が増しているように見えました。
各組の立場に立つと、時間が短いとか様々な不満があるかもしれませんし、
ライブそのものとして見ると不満な点もありますが、
祭りとして見た時に、これはこれで完成されたものではとも思えます。
実際今回はとても楽しい公演でした。満足です。
ただ、だからこそ、ここに卒業という
ファクターを持ち込む事には違和を感じ、同時に残念でもあります。
次回夏は辻加護卒業公演。お祭り騒ぎとは、行けないでしょう。