羅生門(初日)

本日、日生劇場で行われた舞台「羅生門」に行って来ました。


会場前には意外にもヲタの姿が多く、
とはいっても全体の3、4割程度のものだったとは思いますが、
普通の、ごく一般で行われている舞台を見に行くという
覚悟を持った私にとっては、非常に意外な光景でした。
ヤスヲタと言う事で、劇場に非常に不似合いな様相を
呈していた方は少なかったのですが、
それでも全体から否応なしに漏れてくるヲタ臭というような
ものに、やや眩暈を覚えました。


正直、羅生門の帰りにハロショに寄る気は起きないです。
その二つは明らかに離れすぎている。
いや、想像していたよりも離れていました。
少なくとも俺にはそう映りましたけれどね。
保田圭は思った以上にハロプロから離れた場所で仕事をしている。
自分はこの状況に合わせていくつもりです。


さて、舞台の方のやっすはどうだったかというと、
思った以上に出来てました。
見た限りミスは無かったです。
途中からはとても安心して舞台を楽しめました。
ただ、周りに陣取る歴戦の俳優女優の方々には
やはり半歩劣るものがありましたね。
いや、他の方々が半歩以上抜きん出ていたと
言うべきでしょう。
あと気になった点というのでは、
長台詞というのが殆ど無かったですね。
フューチャーされる場面でも、役どころは
それ程難しいものでも無かったようですし。
新人としてのやさしい扱いを受けていたなというのが印象です。


最大の見せ場としては、途中で主題歌みたいのを
ソロで歌う場面がありました。
ヤスヲタなら死ぬ前にこれを一度は聴いた方がいい。
ただ、その直後に深沢氏が、そんなの学芸会レベルだと言わんばかりの
勢いでディープボイスを披露。
頑張れ、期日はまだまだ一ヶ月近くある。


役どころとしては、河童四姉妹の末として
非常にキュートでいたずら好きな役をしていたのですが、
丁度、ハロモニのケメピョンに近いものがありました。
やりにくい役ではなかったと思いますし、
ハロモニなどでのテレビでは過剰に映っていた部分が、
舞台という事で丁度いい感じに映えていましたね。


初日と言う事で自分は複数回行くので、
ネタバレなしの方向性で芥川作品を全く読まずに来たのですが、
(流石に羅生門は中学の頃に読みましたけどね)
やはり読んでから来た方が面白さを感じれたでしょう。
まだ見てない方で、1、2回しか行かない方は
それぞれの作品に目を通してから行かれる事をお勧めします。
あとは、そのせいでもあるかもしれませんが、
後半の方で???な部分もありましたね。
解決の仕方に釈然としないというか、
えっ、それでいいのかい、みたいな感想を抱きました。
これからも何度か見に行く機会があるので、
そこら辺をもう少し噛み砕いていけたらなと思っとります。


取り敢えず、お疲れヤッスー。
そして他の出演者の方々、スタッフの皆様も。
本格的な舞台を見たのは初めてだったのですが、
なかなかに楽しませてもらいました。
これから一ヶ月近く宜しくお願いします。
そしてヤッスー。明日も頑張れ。


明日は中野のハロコンに行って来ます。
真相は現場にある事を信じて、全ては見てから判断します。