〜セクシー!マッキングGOLD〜(市川)

後藤真希市川公演については先日、本館の方で語った通りなんですが、
補足も合わせて改めて。


本八幡駅に着いたのが開場時間程。
余りチケの買い手が急にキャンセルをしたので
サークルの後輩を連れ立っての参戦。
彼はとてもヲタというよりヲタ社会に警戒心を抱いている模様。
さらに、外は先程より雨模様。
総武線に乗る前後から雨脚がさらに強まり本八幡についた頃には
完全に暴雨風。
晴天娘。さえもこの天候を操れないとは。
何か見えない力の渦がこの街周辺に集まってきている気がする。


道路に出るとそこはもう波打ち際。
水溜りの域を越えている。
寄せては返す波を見続け、渡航を断念。
フェンスを乗り越え移動を開始。傘粉砕。
気付けば、他のヲタ達も悪路を必死になって進もうとしている。
嗚呼、頼もしきかなごま、メロンヲタ諸兄。
この険しい道を行くのは、何も俺一人ではないのだ。


傘が壊れたので気付くのに遅れたが、
いつの間にか雨は止んでいた。
晴天娘。の勝利である。
体勢を整えるために、早めに会館入り。
心なしか春ツアーのTシャツとタオルを身に付けているものが多い。
かく言う私もその用意をしてきた。
なるほど、思うものは同じか。
暗転。


帰ってきたぜ市川ー!
ごっちんが絶叫した。
ここ市川市文化会館は奇跡の春ツアーの初日にして、
後藤真希復権の舞台となった土地である。
なお、ごっちんの地元もここから目と鼻の先であり、
ほぼ地元公演だといって差し支えない。
そして自分にとっても、ごまヲタとなる契機を与えられた
記念すべき場所である。
思い出も深い。
客のノリのかなり激しい。まだ昼なのに、通常の夜公演くらいだ。
横の後輩も唖然としている。(多分俺にw)
最初のメロンとのMC中、何故か円形舞台が
一回転する。ミスだろうかw面白すぎた。
あゆみ噛む。かわいい。
ごっちんでこ出してる。
黒磯で一度見たが、なお半端ない。


ごっちんのステージングだが、
昼は黒磯で見たよりは若干劣っていたかもしれない。
夜は良く覚えていないw
連戦の疲れもあるのだろうか、
いやしかし、黒磯が過去最高だったというべき素晴らしさだっただけに、
それは止む終えないことか。


怒涛のうちに昼終了。
会場出口まで続くごっちんコール。
俺もこの時点ですさまじいエネルギーを使っている。
果たして大丈夫だろうか。


コンビニで愛飲、極生を購入して恒例の一杯。
から揚げなんかを食らいつつ、夜公演入場。
2階席で体を休める。ぼぉっとする。
ところどころから聴こえてくるヲタのテンションが異常だ。
そりゃそうだ、ここは市川なのだから。
やにわ、「まきまきまっき〜」の大合唱。
これを聴くのは久し振りだ。気合が違う。
TLCが終わりQUEENがスタート。
暗転。


序盤から疲れきっていた。
普段の半分も跳べなかったかもしれない。
ただ、その勢いに必死で喰らい付いていた。
ここはどこだ、2階席だ。
なのにこの盛り上がりようはなんだ。
いつかいた光景に似ている。
5/11中野、6/8厚生年金。
あの時も2階席だった。しかし、半端なかった。
ごっちんが2階席凄いね〜と言う。
嬉しい言葉だ。
会場中からのヲタのエネルギーが凄い。
そしてそれを受け止め跳ね返すごっちんも凄い。
たった半年。そして、1999年から約4年。
後藤真希とそのファンが作る空間。
ひょっとして、我々は物凄いところまで来てしまったのではないかと
実感した。


アンコール。
前、市川に来たときに、今度来るときは
もっと成長して帰ってきますって約束したんですけど、どう?
(ヲタ、拍手喝采
で、また約束したいんですけど、
今度また市川に来る時は、もっと成長して帰ってきます!
(ヲタ、大絶叫)
なんということか!ここまでのライブをしておきながら
またさらに上を目指し誓うとは。
そして、私はこのごっちんの言葉を信じます。


正直、この秋ツアーの申し込みに私は
慎重だった部分もあります。
それはやはり、春の奇跡が本当に奇跡だったのでは
ないかということ。
ツアーが変わり、仕様も変わり、
その素晴らしさも変わってしまうのではないか。
そう、心のどこかで思っていました。
しかし、違った。そこにいたのは、さらに上に達し、
またさらに上を目指す後藤真希の姿だった。
と、同時に実感したのは、
ああ、もうここから逃れられないなと。
ツアーが変わり、細部が変わったとしても、
そこに後藤真希がいる限り、私はそのステージを
見に行きたい。見に行く価値がある。
そう実感せずにはいられませんでした。


アンコールも終了し、最後のMC。
SEには幸福の象徴、スクランブルのカラオケ。
最後の言葉を待つヲタ。しかし、不意に言葉に詰まるごっちん
その時、丁度Bメロに差し掛かっていたスクランブルに合わせて
PPPH!が発生。この幸福感に、体が溶けそうになる。
そして、ごっちんが放った最後の言葉は、
「本当に・・・・・・愛してます」
幸せとは、こういうことなんだろう。


ここであとから気付いたのは、
このシーンが感動的になった理由として、
ごっちんとヲタとの見事な連携があったからだと思う。
まず、PPPH!が起こった時点でごっちんは喋っても聞き取れない。
そこで、喋りだすのをその終着点寸前まで待ち、
そしてヲタはごっちんが喋りだしたら
すっと騒ぐのを止め聞き入った。
と、私は解釈しているんですが、
どうよ、今〜昔のハローで、
こんな事が出来た歌手とヲタがいただろうか。
この信頼関係こそが、宝ではないのかと思います。


そして終了。ホール内外はごっちんコールの嵐。
それはいつもより強く、長いものでありました。
そして市川、この土地に敬意を。
出来れば半年後、また来ます。何にも換えて。


正直、このツアーを1ヶ月以上見れないなんてのは、考えられません。
その間に、ごっちんがどんな素晴らしいステージを披露して、
どんな成長を遂げてくれるのか分かりませんから。
なので、関東公演がない11月前半〜中盤。
近場?ということで新潟の参戦を決定しました。
いや、全然金がないんですけどね。こればっかりは
どうしようもない。


次はさいたま。ツアー最大の良席なので、
興奮しています。といっても5列目なんですけどね。
いや、ごっちんコンは何処で見ても楽しいんですけど、
近いのはまた格別。特にでこ出しが。