ともえちゃんジャンボリー

開演前に突然の雨に打たれて(フィールドオブビュー)ぐっしょぐしょ。
他の奴らは傘やかっぱ持参がおおかったのですが、
余計な荷物が増えると困る私は当然手ぶらでぐっしょぐっしょ。
そんな中「さっきまで晴れてたのにね〜」とステージから客に話しかけるおっさんが。
あれ?どこかで見たことあるなと思ったら他ならぬきくちPでした。
いやいやびっくり。


しばらくして運良く雨が上がるとスタッフから喝采が。
そして早めに開演。
1発目は平川地1丁目。12才と15才の兄弟ユニットなんですが、
兄のキョドったキャラと天真爛漫で今にも変な人に変な事されそうな弟が
大変面白く微妙にヲタ受けしてました。曲も自分は嫌いじゃなかったですね。


んで篠原と坂崎さんと高島彩が登場。そこから第一部終了までほんと長かった。
注目、というか知ってたのはトリのアナム&マキくらいであとはまあぼちぼち鑑賞。
あ、アナマキのステージは圧巻でしたよ。色んなところでの評価の良さも頷けました。


流れが変わったのは第二部の前のコーナーではなわが登場してから。
ヲタのテンションが徐々に上がり始めます。S・A・G・A 佐賀!も
本人も絶賛するほどの揃いよう。
本来そこでなかなかやめねぇぞ、と引っ張る訳ですがすぐに終わってしまいましたw
しかし、それは序章でしかなかったのです。


その後やっすーが登場。久々の生やっすーに会場沸きまくり。そして私も絶叫。
セットリストは恋人もいないのに、二十二歳の別れ、雨の物語。
間違いなくやると思っていた異邦人がなかったのが残念。
最初の曲は緊張もあってかやや不安定な部分が伺えましたが後の二曲は絶品。
しかし、なんというか、まだまだ一人で歌う事への不慣れが伺えましたね。
ヤス本人もあとのMCで言っていたんですが、一人で三曲も歌う事なんて始めてだと。
もっと定期的なライブ環境がほしいところです。
ところで卒業以来レッスンやリハも含めた歌声を出す状況というのはどれほどあるんでしょうか?
せめてレッスンだけでも定期的に受けてほしい。
じゃないとこのまま埋没しかねない。
これもMCで言っていたんですが、夏の予定は未定と。
頼むからヤスに仕事を下さい。
時代は安倍さんの卒業にまっしぐら。このままじゃヲタにも忘れられてしまう。


気を取り直して次は中澤さん。なんというか圧巻でしたね。
セットリストは想いでまくら、心の旅、もう一曲のタイトルは失念。
中澤さんは生バンドとやった事のある経験の多さかもしれませんが、
歌と演奏が非常にフィットしていました。
それが顕著に表れたのが心の旅。この歌特有の空気感に
後押しされるように徐々に盛り上がっていく中澤さんのボーカルが
バックを引っ張り、さらに客のテンションも引き上げそれをまた自身の歌に還元していく。
これこそが生バンドの魅力ではないでしょうか。
カラオケのオケはヴォーカルと客のテンションがどれだけ上がっても変化することはない。
しかし、生バンドはそうではない。そこには曲のさらなる可能性が秘められている。
そのことを中澤さんはステージ上で誰よりも高らかに示してくれました。


ハロー勢のトリはメロン。ここで事件がおきました。
最初の曲で当然といえば当然なのですが、コールが起きたんですよ。
で、それにメロンも苦笑気味でにやにやしていたんですが、
坂崎さんがそれに反応。面白いねそれと煽るもんだからヲタの心に火がついた。
次の曲ではもう、コール連発、BメロではPPPH!のリズムで手を叩いてジャンプするし、
反対側ではロマンスやマワリストも登場した模様。
篠原ともえもコールに夢中でコーラス忘れちゃうし、
坂崎さんも面白れーなオメーラとヲタを煽るし、
メロンさんもげらげら笑ってるし、もう最高。フォークソングでヲタ乗りという
究極のカオスが見事に現実のものとなりました。しかもステージ側の絶賛付で。
まぁ本当はどう思ってたのかは知らない事にしますw


第二部最後は全員でケメ子の歌。しかしここでやっちまいましたケメ子さん。
ラストの"私の名前はミスケメ子〜"で"嫌い、しょぼーん"を
見事にすっ飛ばしてしまいました。神降臨。
嗚呼、愛しきかなヘタレヤス。


そして斎藤さんの握手会に間に合うために会場を早めに抜け台場から新橋へ。
この時点で5時前。握手会は6時なのでここで出ないと間に合いません。
最後にまた全員で何かを歌ったそうなんですけど、残念ながらここで退出。
ヤスのステージを出来るだけ多く見たかったので残念です。