〜真金色に塗っちゃえ!〜(某日)

原色GALの凶暴性は、もはや昨年のDPGOになんら劣るものでもない。


思えばこの長い51公演というツアー、そして自分の参戦した20程の公演。
段々と、確実に何かが変わっていった。
バラードで後藤真希の体から放出されるエネルギーの量。
ライブ初登場の曲や、これまでとは違ったポジションを得た曲への印象。


ずっと見てるから気付き難いのかもしれないが、
何かが確実に変わっていった。


金曜日、帰宅後窓を開け放ち、ビデオを再生する。
後藤真希出演のMステ。曲は新曲横浜蜃気楼。
やっぱりライブとの比較をすると物足りない面もあったが、
それでもさらに鋭角に尖れた体の動き、
そして半年前から確実に進歩(いやこの場合安定が一番かもしれない)
していた歌唱。
幸い、サイトを巡回していると、この回のパフォーマンスを絶賛してくれている
サイトが思ったよりも多く見受けられた。(曲ではなく)
ライブでなくとも、メディア媒体で十分にアピール出来るだけの力の構築。
それが現在進行形で行われている事を実感する。


そしてまた感じるのは、ライブなどで後藤真希を魅せる、
または受け取れる方向の多角化
これは最も雑誌インタビューなどで既に挙げられた事項ではあるが、
さらに挙げたいのは、その多角的な魅せ方、受け取り方が、
先のメディアにおける歌披露にもつながり始めているのではないかと言う事。
多方面に充実した後藤真希のパフォーマンスと、それに伴う見せ方の拡大。
またライブにより培われた場を空気を操作する能力の充実。
そして後藤真希が魅力的であると認識されるまでの方法論の拡大。
またそれが、後藤真希にさして興味の無かった層への最大のアプローチに
なるかもしれない。


なーんて真面目語っちゃったりしたのですが、
要は、このツアーを通して後藤真希が、
単体でファンの声の届かない、実力を求められる領域に出て、
そこで十分戦っていけるだけの能力を備えつつあるんじゃないかなー
という事。
最も今までがダメだったとかじゃなくて、
歌い手、踊り手、パフォーマーとして、
こういう言い方は嫌いなんだけど、敢えて言うなら、
アイドル的要素を意識させずに完成されたパフォーマンスの提供が出来る
存在への昇華。
その第一歩がここにはある。と私は思います。
(最もそのアイドル的要素を否定している訳ではないですよ。)


なんか纏まんないけど時間がないのでこの辺で。
んじゃ、仙台行ってきます。


秋田は走ったか……_| ̄|○