なんばHatch夜



昼に十分なヲタ乗りを体験したので夜はこれは突貫で攻めてみようと決意。
といっても整理番号は11組という恐ろしい後方だったんですけどね。
そしてどうせ後方ならば多少の順番などどうでもいいと思い、
ドリンクでビールを頼み、それをがぶ飲みした後にようやくホール内へ。
まったくやる気があるのかないのか分からないテンション。


いざライブが始まると同時にぽっかり空いた最前ブロックのスペースに向けて、
モーゼもかくやの道が出来ます。そこに導かれるのは命知らずのハードヲタ。
今回は自分もその流れに乗りました。
間合いを確かめながらチャンス〜甘いあなたの味
ここではまだ推しジャンプが出来る余裕を保ってたんですが、
やはり3曲目の"夏"はその安易な考えを許してはくれませんでした。
迫り来るヲタの波に飲まれ揉まれ、その後はいつもの展開に。
それでも前回の東京よりは幾分かは穏やかでした。
これが関西のノリなんですかね。
しかしそれでもラストの恐怖4連発は恐ろしかった。
運命ではまさかのダイブが起こりましたし。


今回のツアーはかなり安全面に気を遣ってるらしく、
ダイブ、モッシュ、投擲等の行為を硬く禁じる旨と
その行為者への厳罰処分、並びにトラブルによる被害には主催者、アーティスト側は
一切責任を持たないと言うことが毎回開演前にアナウンスされます。
自分としては投擲以外の行為に関してはこれまでもいろいろなライブで
体験してきているのもあるので、このような処置には残念に思います。
それはきっとメロンサイドもそうでしょう。
あんなに嬉々と自分らの過激なライブについて語っていたのですから。
そして、それを封じてしまったのが3.21のライブのファンの暴走。
別にサイリュウムを投げてなかったにしても、あのときその場にいたものとして
そしてメロンヲタの一人として、自責の念に駆られずにはいられません。


と、話がかなり逸れましたね。
要は、運命はかつて体験したことがないくらいもの凄かったという事です。
記憶にある限りでねw
そしてその中で歌い舞い踊るメロンのなんと美しいこと。
その頃には既に最前の柵の中央まで来ていたんですが、
モニターの近くまで来てヲタを眺め煽る斉藤さんの姿にはやられました。
あれは神かそれとも妖魔か。涙が出そうになるくらいセクシー。


そして激しい曲ではしゃぐ柴のなんと可愛らしい事。
メロンの他の面々は激しい曲はシュールに熱く攻めるのですが、
柴はもう天真爛漫と言わんばかりにどんどん可愛くなっていく。
ある意味反則だよねw
あと気になった点が一つ二つ。
二回公演ということもあってか、夜の序盤、柴の声の調子があまり良くなかったです。
やはり柴はメロンの中でも歌う部分がかなり多いですから
その負担が一気に押し寄せるのでしょう。
そしてらしくない歌詞飛ばし。これはまあ凡ミスという事で。
それにシマッタ!という顔をする柴が可愛かったから問題なし!とマジヲタ発言w
そしてアンコールの香水。
ほんと近くで見た柴の歌っている姿が物凄く熱くて綺麗でカッコ良くて、
いつも駄目だとか足んないとか言ってたのが恥ずかしくなるくらい。
柴田はいいボーカリストです。


あと圧巻だったのがふわふわふー。
あの世界は確実にヤバイ。トリップ寸前になります。
特に間奏でメロン4人が一列になって踊るシーン。
確か順番は柴→村→斉→大だったと思うんですけど、
あのシーンの空気感というのはもう、筆舌に尽くしがたいです。
敢えて言うなれば、極寒の空気に暖かさを感じながら凍らされていく感じ。


そんなこんなで充実の大阪公演終了。
MCで柴が「みんなの熱い応援で昨日や朝の台風も吹き飛んじゃったぜい!」
って言ってたんですが、それはこっちの台詞。
あんだけ焦燥に駆られながら必死の思いで到着したのをすっかり忘れてました。
残ったのはただひたすらの充実感。それまでの苦労なんぞ取るに足りない程の。


そしてそのあと急ぎで会場をあとにし、難波中の銭湯で
これまたおっさん、というより初老の男性と人生について熱く語らい、
再び環状線を半周し大阪駅へ。
そして今日こそはきちんと走るML山陽で一路九州は福岡へ。


関門トンネルを潜りいざ九州へ上陸。修学旅行以来です。
一旦南福岡のコインランドリーで溜まった洗濯物を洗浄後、
博多で昼食を取り西新へ。
かなり足が筋肉痛で辛かったので荷物の大半をコインロッカーに預け
軽装状態でハロショへ。
もはやヤス以外の写真を買うまいと心に誓いを立てていた筈なのにお会計は2700円。
しまった・・・・・・。まあいいんだよ。メロンコンだし。と自分自身に事後承諾。


かなり時間があったので、そのまま歩きでZepp FUKUOKAへ移動。